可児市で糖尿病治療中なら注意!低血糖の症状と対処法
低血糖の基準と症状
インスリン注射などの治療を行っている糖尿病治療中の患者に起こる症状として「低血糖」が挙げられます。これは、血液の中の糖分が低下したときに起こります。血糖の高い炭水化物が少ないと、血糖を下げるインスリン注射などの影響によって、薬が効きすぎてしまうのです。
典型的な症状は「冷や汗」「ふるえ」「動悸」のほか、「強い空腹感」「目のかすみ」「強い眠気」などがあります。重症化すると「痙攣」や「異常行動」を起こし、意識を失ってしまうことも珍しくありません。
低血糖になってしまう原因
低血糖は、急激に血糖値が下がることが原因で起こります。ハードな運動を長時間行なったあとや、たくさんアルコールを飲んだ場合に起こるので、普段から注意する必要があります。
スポーツの場合は筋肉が糖分をどんどん使いますが、この糖分を補充するために血液中の糖分が減ってしまうのです。低血糖は運動の最中に起こることが多いですが、運動後の夜間に症状を起こす事例も報告されています。アルコールの場合は翌日の午前中に症状が起こる場合もあるため、十分に注意しましょう。
低血糖になったときの対処法
低血糖の可能性がある方は、事前の備えが肝心です。家族や友人やパートナーに低血糖であることを話し、事情を知ってもらうことからはじめましょう。低血糖の症状があるなら「ブドウ糖」や「砂糖」「ブドウ糖を含んでいる清涼飲料水」を携帯することをおすすめします。事前に医師に必要な量を確認してください。
もし、15分以上症状が収まらなかった場合は、もう一度糖分を摂取すると収まることが多いです。車を運転している人は、一度車を止めて2次被害を防ぐことに努めてください。