可児市で動脈硬化の検査や治療!何科に行けばいいの?
動脈硬化の主な症状
血管の壁が硬くなったり、厚くなったりする動脈硬化は、初期の進行段階では自分で感じる症状はありません。
そのため、可児市の集団検診などをおこなったときに見つかるというケースもあるので、定期的な検査が大切です。
進行していくと、主に脳や心臓、足に関わる症状が出てきます。脳の症状はめまいや手足のしびれ、しゃべりにくさなどです。心臓の症状は疲れやすくなったり、階段の昇降や少しの運動だけでも動悸や息切れを起こすことがあります。
また、足に関わる症状では痛みや冷えを感じる、歩行中にふくらはぎなどに痛みを感じるなどが挙げられます。
循環器科
循環器科は、心臓や血管に関わる病気や症状を主に対応する診療科です。
動脈硬化は血管に関わる症状のため、循環器科でも対応しています。主に心臓や血管に異常が起こり、胸の痛みや息切れ、動悸などを感じる場合に受診を受けるケースが多いです。
他にも腕や足にむくみが発生する、目眩を引き起こすことなども心臓や血管に関する病気が潜んでいる可能性があります。
動脈硬化の検査を受けられる病院では、腕や足などの血圧を測り、動脈硬化が起こっているか診断されます。
血管外科
血管外科は血管に関わる病気の手術治療を扱う診療科です。
病院によっても異なりますが、脳や心臓の血管などは別の診療科目が対応することもあります。そのため、一般的には心臓から全身へ行き渡る血管や、心臓から肺へつながっている血管の手術などが主な担当です。
足の痛みを感じる、足の傷がなかなか治らないなどといった際に検査を受けることで動脈硬化が発見される場合もあります。この場合、超音波で血管の狭い場所を発見する検査や血流の速度を測る検査などをおこないます。
内科
内科のなかでも細かく診療科が分かれている場合がありますが、一般内科や総合内科は風邪などの呼吸器系をはじめ、動悸や息切れなど内蔵に関わるさまざまな病気の診察に対応しています。
大きな総合病院ではないクリニックなどで内科が診療科目にある場合、可児市での地域のかかりつけ医としての役割も大きいです。
診察をおこなった上で、他の医療機関に紹介状を書くなどの連携をしてくれるケースもあり、動脈硬化だけではなく、迷ったときに相談する窓口として考えておくのもよいでしょう。