可児市の糖尿病検査は行くべき?健康診断の結果、ここをチェック
血糖値
血糖値は血液内のブドウ糖の量を示すもので、糖尿病の発症に大きく関わる数値です。血糖値が高いと糖尿病のほか、膵臓やホルモンの異常が疑われます。
一般的に当日の食事をとらない空腹時検査では51以上99mg以下であれば通常の範囲内ですが、100mg以上の数値で126mgを超えるようであれば注意が必要です。
血糖値はブドウ糖を摂取したあとに検査する方法もあり、その際にはブドウ糖摂取後2時間の血糖値が200m以上の場合に糖尿病という診断になります。
BMI
BMIとは、身長に対して適正な体重かどうかを判断する体格指数という数値で、健康診断でなくても正確な身長と体重を知っていれば体重を身長で2回割れば自分で算出できます。
BMI数値が18.5から24.9であれば通常の範囲内、18.4以下だと体重が少ない状態、25以上だと肥満です。
BMI数値だけで糖尿病かどうかが診断されるものではありませんが、BMI数値が肥満である方の糖尿病が多いことがわかっています。低体重になっていないかがわかりますし、糖尿病になりやすい肥満であれば注意が必要という目安になります。
HbA1c
HbA1cの検査では、過去2ヶ月ほどのおおよその血糖値を測定できます。
酸素を運ぶ赤血球であるヘモグロビンとブドウ糖が結合している物質である糖化ヘモグロビンが、糖化していないのも含めた全体のヘモグロビンの量に対してどの程度であるかを測定した数値のがHbA1cです。
血糖値が高いと、HbA1cの数値が高くなります。基準範囲は5.1以下で5.2〜6.0が要注意の値、6.1以上が糖尿病と判断される値です。
血糖と合わせて糖尿病を判断する重要な数値のひとつといえます。
メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪症候群のことを差し、見た目だけでなくお腹の内部が肥満体型ではないかどうかを判断する検査項目です。
他の検査結果をもとに該当するかどうかの判定がされるようになっており、腹囲や血糖、血圧、脂質などが関連しています。
結果が肥満の基準や予備軍の基準に該当した場合には注意が必要です。該当していなければ、基本的に内臓脂肪症候群の心配はありません。
ただし、データが充分でないために計測できなかった場合は判定不能と表示されるので注意が必要です。