可児市で生活習慣病を治療しよう|病気の進行で高まるリスク
脳卒中
糖尿病が発症している方は動脈の壁が硬くなったり、厚くなったりする動脈硬化という症状が起こりやすくなるため、血管に関わる病気を発症しやすくなります。
脳の血管に関わる症状を総称する急性の症状である脳卒中もそのひとつです。脳卒中には脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の血管が破裂する脳出血やクモ膜下出血などが含まれています。
糖尿病合併症
糖尿病が引き起こす合併症はいくつかあり、そのなかでも3大合併症と呼ばれるものがあります。
目にある毛細血管に影響が出ることで発症してしまう糖尿病網膜症、末梢神経などに障害が出る糖尿病神経障害、腎臓にある糸球体という部分の毛細血管に障害が起こることで発症する糖尿病腎症です。
早めに受診して治療を受けることで、これらの合併症の予防につながります。
心疾患
糖尿病は心臓に関わる症状も引き起こす可能性があります。
心臓を動かすための血液が塞がったり不足したりすることによって発生する心筋梗塞や狭心症などがあり、脳卒中と同じように大きな血管に影響が出ることで発症するものです。
うした合併症は、糖尿病の進行度合いが進むほど発症する危険性が高まります。糖尿病は命に関わる大きな病気につながることがあるため、早めの治療が大切です。
がん
がんも糖尿病により発症の可能性が高くなるとして研究が進められています。血液内のインスリン濃度が高くなることや高血糖の状態が発がん性を高めると考えられているのです。
はっきりとした関連性は認められていないものの、糖尿病の治療であるバランスのよい食事や血糖値をコントロールすることはがんの予防にも効果的だと考えられています。