可児市で糖尿病治療を受けよう｜主な治療方法と治療内容
基本となるのは食事療法
糖尿病の治療は、食事のコントロールが基本です。身長や体重などの体型に加えて、日常生活のなかで力仕事が多いかなどの生活習慣を踏まえて1日で必要なエネルギー量を算出し、それに合わせた食事をとります。
合併症やその他の病気が発症していなければ、食べてはいけない食品は特にありません。時間や内容を偏らせずに、一回の食事のなかで多くの食品をバランスよくとることが大切です。
食品に含まれる栄養素なども考えて調整するため、食品交換表などを活用します。
組み合わせると効果的な運動療法
糖尿病の治療には運動も効果的です。筋肉の量が増えたり、筋肉へ流れる血液の量が増加したりすることで、インスリンの効果が高まります。
しかし、今まで取り組んでいなかった運動を無理におこなったり、急に激しい運動をしたりすることはかえって血糖値の上昇につながるため注意しなければいけません。中程度の筋肉トレーニングや、ゆっくり時間をかけておこなう有酸素運動などが向いています。
また、合併症が発症しているケースでは運動すること自体に注意しなければいけないケースもあるので、病院と相談の上、問題のない範囲でおこないましょう。
場合によっては必要となる薬物療法
糖尿病の治療方法としては、食事療法と運動療法を中心に進めるのが一般的ですが、もし血糖値の改善がみられない場合には、薬を使うことで体内にある糖の量をコントロールするケースがあります。
健康保険が適応となる範囲は月で回数が決まっているので、金額が気になる方は詳細を担当医師に相談するとよいでしょう。
糖尿病の治療として処方される薬には、血糖値を下げるものやインスリンの量を増やすもの、尿から糖を排出することを目的としたものなどがあります。