可児市で糖尿病治療する前に！生活習慣病の観点から病気を見直す時の注意点
食事は無理な食事制限をしすぎない
糖尿病の治療では食事療法が欠かせませんが、無理な食事制限は逆効果となる恐れがあります。ストレスが溜まりすぎてしまう、必要な栄養素が摂れず健康を損なうといった危険が考えられます。食事療法を実施する際は、適度なバランスが大切です。
食事制限と表現していますが、必要以上に制限するのではなく、あくまで適度な量・バランスに抑えるのが目的です。全体的な量を減らしすぎるのではなく、さまざまな栄養素を摂り、必要なエネルギー量を満たせる程度の食事にしましょう。
適度な運動で継続性を心がける
糖尿病の治療や予防には、適度な運動も欠かせません。運動は血糖値の低下やインスリンの活性化、さらには肥満解消などのさまざまな効果があります。毎日継続的に行うのが大切なため、意識的に運動の時間を確保しましょう。
運動も食事制限と同様に無理な内容は逆効果で、軽い運動でも十分に効果が期待できます。過剰なトレーニングは避け、毎日無理なく続けられるような運動をします。運動療法についても、医師と相談しながら計画すると安心です。
薬やインスリンは適正量を使用する
薬やインスリンは糖尿病治療で大きな効果が期待できますが、適正量の使用が大前提です。効果が期待できるとはいえ過剰摂取してしまうと逆効果となる恐れがあります。量を多く摂れば効き目が上がる・成果が早くなるわけではありません。
糖尿病の治療にはある程度の時間がかかるものです。治療を早くしたいと考えるあまり薬の摂取を増やしたくなるかもしれませんが、確実で安全な治療のため、薬などの使用量は適正を必ず守りましょう。